目次
(2014年1月2日 記事)
2012年夏から薪窯を築く準備を着々と進めてきました。
薪窯を作る場所ですが、旧旭川温泉の大浴場にしました。
この大浴場は鉄骨で出来ており、2カ所の大浴場とボイラー室を合わせると3段の登り窯が2基ほど出来るスペースがあります。
特に浴場は基礎がしっかりとしたコンクリートになっており、冬場に凍結して地面が上がってしまう心配がありません。
冬にマイナス30度にもなる旭川では、もし地面に窯を直接つくってしまったら、凍結した地面が膨張して窯を押し上げて歪ませてしまうのです。
この大浴場を利用するにあたって、大きな問題があります。
それは2つの大浴場とボイラー室、サウナ室2つが鉄筋コンクリートの壁で頑丈に仕切られていることです。
これらの壁を壊さなくてはなりません。
調べてみると構造上は壊しても建物への影響はありませんので、さっそくハンマーを力の限り振り回してガンガンたたいて砕いてみました。
この一つの壁面を砕くのに3日間もかかりました。
真夏の作業で汗が滝のように流れてヘロヘロ、、
過酷な作業という事を思い知らされました。
2012年はこのまま過ぎました。
2013年
この大浴場の屋根は、相当に痛んでいて大穴がたくさん開いています。
雨が降ると滝のように大浴場に降り注いでしまいます。
壁壊しの前に屋根を直す事にしました。
痛んだところをズバッと切断
痛んだ鉄骨を切断して、新しい鉄骨に溶接して繋ぎ、
錆び止め塗装後に下地に合板を張って、波トタンを貼りました。
これで、ひとまず問題解決。
そして、再び立ちはだかる浴場の壁に戻ります。