キルト作家秦泉寺さん来訪

(2016年3月20日 記事)

 先日、京都在住のキルト作家秦泉寺由子(ジンゼンジヨシコ)さんが工房にご来訪くださいました。
秦泉寺さんとは、「風水土のしつらい展」というイベントでたびたびご一緒させて頂く機会があって知り合いとなりました。
お会いするたびにパワーアップして、更なるクリエイションに向けて目を爛々と輝かせている秦泉寺さんを見るたびに、僕はとても勇気づけられます。尊敬するアーティストのお一人です。

近年、秦泉寺さんはバリにあったご自身のスタジオを手放して、京都にキッチンハウスジンゼンジを開設されました。
「これからは、お料理の世界を探求するの」と言っておられ、、、その修行道場としてキッチンハウスを作られたようです。
秦泉寺さんの探求が始まると尋常ではありません。
ごま豆腐のために胡麻を1時間以上擦るとか、究極のお出汁のため昆布選びに北海道の沿岸を回ったりとか、、、
お話がとっても面白く、その視点や感覚が参考になりました。

今回のご訪問は、お料理を盛りつけるうつわのご依頼でした。
分かり易く資料をまとめたうえでご説明頂き、その徹底ぶりに驚きました。
しかしイメージを押し付ける事がなく、同じアーティストとしてコラボレーションを楽しみたいという想いも伝わってきました。

僕のうつわに秦泉寺さんのお料理が盛られるのが楽しみです。

釧路 丹頂鶴 幽玄の舞

(2016年3月20日 記事)

釧路には丹頂鶴がいます。
そういう事を知ってはいましたが、旭川から釧路までは車で5時間ほどかかりますので、なかなか見る事ができませんでした。
先日、やっと丹頂鶴を見に行ってきました。

丹頂鶴は釧路の鶴居村で見る事ができます。
冬場は餌付けをしているポイントが点在しています。
その一つに行ってみると、思った以上に鶴が集まっていました。

一年を通して釧路で生息しているようですが、やはり鶴を見るなら冬が一番いいと思いました。
白と黒のコントラスト、小さくポツンと頭の上の赤い色。しなやかで美しい。

昔から鶴は縁起がいいものとされ、陶器にもよく描いています。
朝鮮の陶磁器にも象嵌で鶴を描かれたものがあります。
聞いた話によると、ちょうど朝鮮半島の38度線上に鶴の生息地があるようで、南北の緊張から逆に人による環境変化がなくて、鶴にはいいようです。
釧路では鶴を保護しながら、農作物をどのように守って行くかなど色々問題もあると聞きます。

雪の中の鶴は珍しいのか、海外からも多くの人が大きな望遠レンズを装着して撮影に来ていました。

夕日に雪原が照らされ、幽玄な雰囲気に包まれました。
北海道の雪景色の美しさに時々ハッとします。

いくら見ていても見飽きない、、、、自然の中にある雅の世界です。
せっかく北海道に住んでいるのだから、こういう一瞬をもっともっと見る努力をしなければならないと思いました。