キルト作家秦泉寺さん来訪

(2016年3月20日 記事)

 先日、京都在住のキルト作家秦泉寺由子(ジンゼンジヨシコ)さんが工房にご来訪くださいました。
秦泉寺さんとは、「風水土のしつらい展」というイベントでたびたびご一緒させて頂く機会があって知り合いとなりました。
お会いするたびにパワーアップして、更なるクリエイションに向けて目を爛々と輝かせている秦泉寺さんを見るたびに、僕はとても勇気づけられます。尊敬するアーティストのお一人です。

近年、秦泉寺さんはバリにあったご自身のスタジオを手放して、京都にキッチンハウスジンゼンジを開設されました。
「これからは、お料理の世界を探求するの」と言っておられ、、、その修行道場としてキッチンハウスを作られたようです。
秦泉寺さんの探求が始まると尋常ではありません。
ごま豆腐のために胡麻を1時間以上擦るとか、究極のお出汁のため昆布選びに北海道の沿岸を回ったりとか、、、
お話がとっても面白く、その視点や感覚が参考になりました。

今回のご訪問は、お料理を盛りつけるうつわのご依頼でした。
分かり易く資料をまとめたうえでご説明頂き、その徹底ぶりに驚きました。
しかしイメージを押し付ける事がなく、同じアーティストとしてコラボレーションを楽しみたいという想いも伝わってきました。

僕のうつわに秦泉寺さんのお料理が盛られるのが楽しみです。

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