オホーツク沿岸の渚滑町の石を砕いて釉薬にしました。
長年、取り組んで来た釉薬ですが、不思議とオホーツク海を彷彿させる雰囲気にどんどんなっているように感じます。
強い想いが、稀に叶うのが、やきものの面白いところです。
北海道らしい陶器を作り出したい一心で、様々な素材をこれまで試してきました。
未知の素材はなかなかうまくいきません。試行錯誤の連続です。
このオホーツクショコツ釉も10年以上かかっています。
素材の採取場所、粒度、粘度、焼成温度、組み合わせる木灰など。
少しの違いで大きく変化します。
しかし、この「変化」は日本のやきもの文化にとって、とっても大事な要素だと私は思います。
日本の陶器の醍醐味は未知との遭遇から生まれる「変化」。
こんな事を考えて、楽しみながら日々創作を続けられるのはとっても有り難いことです。
