鑁阿寺を参拝

栃木県足利市にある「鑁阿寺(ばんなじ)」に行ってきました。

足利駅を下車して、徒歩10分。

国宝に指定されている鑁阿寺の門が見えてきました。

鑁阿寺は真言宗の大日派の本山です。
地元では「大日さま」として親しまれて呼ばれているお寺のようです。
「大日」とは大日如来を意味しているのでしょう。
大日如来は真言密教の中で最も重要な仏で、「全宇宙そのもの」と解釈されています。
真言密教では、悟りを得る為に必要な智慧を象徴する金剛界と、この世の森羅万象を象徴する胎蔵界という2つの異なる世界観を持っています。この2つの世界観をうまく合わせて取り入れて、日本に伝えたのが弘法大師空海の最も優れたところだと、僕は思っています。


「鑁(ばん)」とは金剛界の中心にいる大日如来を意味し「阿(あ)」とは胎蔵界の中心にいる大日如来を意味しています。
この二つを合わせて「鑁阿(ばんな)」としており、大日如来をご本尊としているお寺として、最もふさわしい名前であると思います。この「バンナ」の響きに誘われて訪ねました。


国宝の本堂に参拝。

樹齢650年の天然記念物のイチョウが金色に輝いていました。
大日如来の化身、、、、といった神々しさ。
これほどのイチョウを見たのは初めてです。
来た甲斐がありました。

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