薪窯づくり7 天井は慎重に

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(2014年10月14日 記事)

いよいよ燃焼室の天井を作ります。
窯の天井もレンガで作らなくてはなりません。
曲面になるように積みます。

まずはコンパネを半円形に切って立てて並べます。
レンガが乗るので、ある程度しっかりと固定する必要があります。
ただ、積み終わったらこれらは撤去するので頑丈にしすぎるとその作業が大変になります。
竹を縦割りしたもを幾重にも重ねて作る方法もありますが、北海道にはそのように使える竹がないので、この方法にしました。

その上に短冊切りした薄いベニヤを釘で打ち付けます。

何枚も重ねて曲面を完成させました。

この上に横から見ると台形になっているレンガを積みます。
このレンガはアーチレンガとかセリレンガと言います。
当然ながら重ねるごとに曲がります。
一気にどんどん積みます。曲面に合わせてレンガを加工するのが大変です。
レンガの切断にはコンクリートエンジンカッターを使っています。
こいつはサクサク切れます。しかも水を出しながら切れるので粉塵もありません。

中央部分で合わせます。
合わせ目には鋭角にしたレンガを叩き込みます。
これが、緩いと天井が落ちてしまうので、しっかりと叩く必要があります。

いよいよ内側に入って支えとなっていた木材を外します。
天井が落ちてくるのではないかと心配しながら、自分を信じて少しずつ外します。
合わせ目も上手く行っているようです。

この上にまたレンガを乗せて2重にします。
とりあえず第一関門突破

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