木こりになる旭川の野山には、まだたっぷりと雪があります。
2月中旬になって日中の気温がプラスの温度まで行くようになりました。
サラサラのパウダースノーから、しっとりとしています。
この時期には立ち木がとても切り易くなります。
なぜなら、雪で覆われているので下草に邪魔されません。また逆に、裏山は4月下旬になるとカタクリが一面に群生して見事に咲くので、雪が残っていれば伐採作業をしてもカタクリを痛めなくて済むのです。
まだまだいい事はあります。
厳しい冬を乗り越えるために樹木は水分量を減らしているので、春前のこの時期に切ってしまえば、乾燥が早いのです。
また、切った木を雪に滑らして楽に運べる利点もあるのです。
20年前まで、敷地の山林部分は程よく手入れされていたようですが、今は成長の早いカラマツが存在感を増していたり、細い木が密集して生えていたり、ツルが絡まってゴチャゴチャになって立ったまま枯れているもの、、、、たくさんあります。
ということで、僕はしばらく「木こり」になります。
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