大雪だったので、なかなか雪が溶けなかったが、
桜が咲いたし日差しもあたたかくなって、大地も乾いて来た。
いよいよ粘土堀りシーズン到来!
とにかく掘らないと、まったく粘土が手元にないので注文品すら作れません。
さっそく軽トラの荷台に、剣先スコップ、角スコップ、クワなどを用意して、いざ出発!
旭川から北に向かって軽トラを走らせます。
塩狩峠を越えて、和寒町当たりに来ると風景が一変。
南フランスの田園風景のような感じ、、、
爽やかな天気。
空が広いぜ北海道!!
気持ちいいーーーー。
どんどん北に向かって走ります。
夢の大地に到着!これ、ぜーんぶ粘土。
遥々日本海を越えて、風によって運ばれて来た粘土。
2億年もの悠久の時を超えた粘土。
ミラクルクレイ
写真のようにこの一帯は地表から粘土。
だから、、この上でたき火すると地表が焼き物になるんです。
しかし畑作をする人にとって、このような土地は雨が降るとぬかるんで、
乾くとカチコチに固くなってしまうので厄介なんだそうですよ。
この風景を目の前にして感激しているのは僕だけでしょうね。
地表から粘土ですが、草の根などがあるので30センチぐらい掘ります。
天気が怪しくなって来ましたが、
日差しが暑くないので快適に作業が出来ます。
僕は粘土を掘っていると幸せな気持ちになります。
この粘土と共に歩んで来た道。
そして希望を秘めて共に向かう未来。
想いを巡らせていると
ワクワクします。
こんな楽しい作業を人に任せてしまったり、
機械であっという間にやってしまうのは
僕はとてももったいないことだと思っています。
さて、とりあえずこれだけあれば、しばらくはうつわが作れそうです。
無くなったら、またいつでも掘りにくればいいのだ。
さて!この粘土でどんなのが出来るかなー。
大地に感謝!
そして、僕の創作に対して一番の理解者である
この土地のオーナー様にも敬意と感謝!