収穫の秋!藁灰作り

 北海道は収穫の秋となって、農家の人達は大忙しです。
特に稲刈りは天候を見て仕事を進めるので、コンバインが一斉に大地を刈り上げて行きます。
見たところ、今年は豊作のようです。

藁は昔から釉薬の原料として、灰を使っていました。
この藁の灰(藁灰)は釉薬が熱で溶けるのを押さえる働きがあるので、調整するのに便利な灰です。長石+藁灰+木灰で様々な焼成温度領域で使用出来る釉薬が作れます。
ということで、愛車の軽トラを乗り付けて稲藁を収穫!

この藁灰にする藁は、無農薬で栽培したものでないとなりません。
農薬には様々なものが入っているため、それらを灰にして濃縮してしまうと
釉薬にした時にそれが反応してしまいます。高温で焼成されるので無害化しますが、
美しい色合いを得るには、無農薬栽培のものがいいのです。
近代になって、ほとんどの農家では農薬を使用しているのでなかなか無農薬の藁は入手しづらいです。
僕は5年前から無農薬玄米を購入している農家さんに藁を頼みました。
この田んぼでは、ハーブを畦に植え、合鴨を放して雑草の発育を押さえ無農薬栽培を成功させています。

畦を歩く度に、ミントのいい匂いがします。
こういう農家さんの努力の結晶である藁を使えるのですから、有り難い事です。
軽トラックに4杯分。満載に積みました。

自宅の駐車場に藁を積み上げて燃やします。

藁灰は黒く燃えた方が良いので燃えにくい程度が一番。
それにしても煙い。

この藁灰を使ってどのような釉薬が出来るのか楽しみです。