北の国からの桜だより

 今ごろ?と思われるかもしれないけど
北海道の旭川では5月中旬に桜が咲きます。我が家の周辺は昔の観光地だけあって
エゾヤマザクラが満開になって
もえぎ色の山をピンクに彩っています。
我が家の庭にも桜が数本あって
今年は見事に咲き誇っています。

日本の南西では初夏の話題になる頃に咲く
この桜を見ていると、なんか慌ててしまう。
でも、まずは桜をゆっくり楽しむのも一興。
今宵は桜の下でジンギスカン。
これが北海道流。

北の大地の春は、その躍動感が凄まじい。
花が一斉に咲き出す。虫達も大忙しだ。

北海道に移り住んでから17年間にもなるが、
この春の様相の変化のスピードには翻弄されてしまう。

夕暮れ時の花の色、山の新緑は何ともドラマチックになる。

裏山に目をやると、ずいぶん前に置いた壷が
冬を越えて佇んでいた。
その姿は、作者の手からすでに離れて自然と一体化しており、
何ともたくましい。

この壷のように、どっしりと自然と対峙したいものだ。